
このとおり、オートリーブの畑は石だらけだ。こんなに石が放置されてる畑は、日本で見た事が無かったので、驚いた。きっとブドウなんかを育てているんだろう。水はけが良い方が、ブドウには適しているとか言うし。シュバルは、この石達を何年もかけて拾い集めながら、宮殿を造ったわけだ。
何年か前、神奈川県の藤野で、石を車の中に詰める作品(ポートフォリオ見てね!)を制作したが、半端でない労力と、気力を使ったのを思い出す。どうしてこんなにツライ思いをしてまで、芸術とかいう、得体の知れん事を続けているのか、毎日河原で、一つ一つの石を拾い上げる度に思った。住民の、ただ石を集める作業をひたすら続けるオレに対する、冷めた眼差しは辛かったなあ。でも、それがオレを鍛えてくれたのかも知れんなと、最近は思える様にもなったけど。シュバルにはそんな迷いは無かったんだろうか。